【第1回】働く意識/心構え

まずは働く上での基本となることです。ここで言っていることは至って当たり前のことです。しかし当たり前のことができていない人は本当に多いのも事実です。またあえてそうしないという人もいるでしょう。しかし改めて考えてみてください。

働く意識/心構え(ファンダメンタル)

遅刻をしない、早めに来ること

会社に遅刻をしなくて当たり前ではないか、そう思うのも当然です。けれども一番最初にこれをもってくるのは当たり前のことができていないからです。

小さな会社は抜きにして、ある程度の人数がいる会社の場合毎日必ず遅刻をする人がいます。電車遅延、人身事故、当然何らかの理由があることでしょう。よくわかります。

けれども遅刻をしたことがない、という人も事実います。そういう人は毎日会社に早くきます。最低でも30分前、早ければ1時間以上前に来ています。だから交通機関で何かあってもカバーができるのです。

これが毎日ギリギリに来る人は違います。交通機関の影響をほぼ受けます。遅延証明書があるから遅刻しても大丈夫、ではなく何があっても間に合うように準備しておくことが大事です。また早めにくることで情報収集もできるし、その時間を集中して仕事することもできます。残業するくらいなら早めに来る方がいいのではないでしょうか。

ホウレンソウの徹底

昔からよく言われているビジネス用語ホウレンソウ。報告/連絡/相談です。これがスムーズかどうかで仕事のやりやすさは変わります。そして結構このホウレンソウが徹底されていないのです。

どちらかというと技術職の人は出来ているケースが多いです。技術職の場合ここが抜け落ちると品質問題に発展します。また上司も細かいタイプが多いことも徹底されている理由でしょう。

対して営業職などの場合は職場の雰囲気によります。よほど上司が細かくない限りホウレンソウが徹底されていない場合があります。当然業務日報など毎日提出するものはなし崩しになります。やるやらないが個人の性格に依存してしまうのです。周りの人がやっていないからいいのではなく、せめて自分だけでもホウレンソウを徹底するようにしてください。

残業も適度にいとわない

絶対に残業をしたくない、その気持ちはよくわかります。経営者によりますが、世の中には残業して当たり前むしろすべきだという考えている方もいます。労働基準法など法的なことは抜きにして、そういう会社に勤務している場合はしょうがないともいえます。

また他部署との連携がありその部署の帰りが遅いというケースもあります。こういうときには相手を考慮するくらいの気持ちがないと業務がスムーズにいかなくなります。ある意味空気を読むということですが、残業は適度に行う意識は持っておいた方がいいでしょう。

休まない

誤解を恐れずにいいますが、当日欠勤はしない方がいいということです。全く休むなと言っている訳ではありません。前もって休みの申請をすることは受理されればもちろん休むべきでしょう。

当日欠勤をするという人は長い期間でみると同じ人がする傾向があります。世の中には当日欠勤を全くしない人もいます。当日欠勤するタイプの人をみていると、何かあったら休もうという意識を感じます。だから体調がすぐれないと休むという選択をしがちです。

確かに無理をして体を壊してしまったら元も子もありません。その場合、そういう傾向がみえてきたら前もって休みの予定を入れるといいでしょう。体調管理というのは風邪をひかないとかそういうことではなく、体に変調がきたしそうな予感がしたら前もって対処することです。

休日出勤も必要に応じて

これも残業と同様会社の風土によります。今の世の中本当に安定している企業の方が少ないでしょう。だから絶対すべきとかするなとかそういうことではなく、会社の状況によっては柔軟に対応できるように心がけておくことも必要です。

職種にもよりますが、早急に対応しなければならない場合もあります。休日出勤は全くしません、というのではなく必要に応じて行動するようにしましょう。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。ここで書かれていることは何も目新しいものはありません。どれも当たり前のことばかりです。しかしこれらのことができていないケースが多いのが実情です。今一度見つめ直してみてください。

次回は働き方についてです。

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